昨年は震災後の復興工事で仮御堂での内勤めでしたが、今年は新しく生まれ変わった本堂で多くの法中にご出仕戴き盛大に報恩講のお勤めをすることが出来ました。
昨年は震災後の復興工事で仮御堂での内勤めでしたが、今年は新しく生まれ変わった本堂で多くの法中にご出仕戴き盛大に報恩講のお勤めをすることが出来ました。
女性の方々を中心にご協力戴き懇請込めて作られたたお斎は、内容も一新され品数も多く参列の方々に好評でした。
法要後には横須賀市の長願寺住職 海法龍先生より 東日本大震災のお見舞いに続き、何時何が起きるか分からない不安の現代をどう生きて行くかについて、正信偈の幾つかの箇所を引用されながらお話しして戴きました。
また、癌で亡くなったご自坊の門徒さんのお葬儀で、喪主を勤めた奥様の心境に寄り添ったお話もありました。いつも心に染みるお話を聞けてあり難いと、帰り際に多くの門徒さんがおっしゃっていました。
報恩講を通して、皆さんお一人お一人が親鸞聖人の教えに出会い、戴くことが出来れば幸いだと思っています。
<文 若坊守>