暑さもだいぶ和らぎ秋の風を感じられるようになってきました。
先日9月24日に秋季彼岸会法要が営まれました。
今年は宗祖親鸞聖人御誕生850年、立教開宗800年の記念の年でもあり今年の秋季彼岸法要は
慶讃法要を兼ねまして執り行いました。
慶讃とは「慶び讃える」という意味です。人生のよりどころとなる教えに出逢わせていただいた慶びを讃えましょうという意味がありますが、このことにうなずける人は果たしてどれくらいいるでしょうか。
損得勘定や自己都合を中心にしがちな私たち。自分の思い通りにならないと嘆き悲しみ時には人生の意味さえも
わからなくなってしまうことさえもあります。
親鸞聖人が生きた時代とは比べ物にはならないほど物が豊で便利な暮らしになったようにみえます。
それでも自分の力だけでどうにもならないことがあります。
親鸞聖人の人生も苦難の連続であったことが明かになっています。その絶望の中で親鸞聖人は何に救われ、希望を見出して生きていったのか。800年受け継がれてきたみ教えがその証です。
光円寺では法要や行事の折に、親鸞聖人のみ教えにふれております。
ぜひお寺に足を運んで頂けますことを願っております。 <若坊守>