報恩講とは宗祖親鸞聖人の命日(11月28日)を偲んで行われる法要のことで、真宗大谷派の各寺院では毎年11月から12月にかけて行われることが多いです。
当山では11月24日に報恩講が執り行われました。
今年は東日本大震災の影響で本堂改修工事中のため、仮御堂にて内勤め形式で法要が執り行われました。
お参り下さったご門徒の皆様と正信偈 真四句目下のお勤めを行ったあと、住職より法話がありました。
今回は親鸞聖人御絵伝についてのお話で、みなさん興味深くお話を聴いていたように見えました。
例年ですと、近隣の僧侶の方々がお越し下さることもあり、お斎(お食事)の準備などで賑やかな1日となるのですが今年はそういった賑やかさがなかった分、ゆっくりと親鸞聖人の教えを感じることが出来る1日となりました。
<文 若坊守>