2019年3月23日に春季彼岸会永代経法要が執り行われました。
当日は寒の戻りで小雪が舞うほど冷え込んだ1日となりましたが、多くの方にお参り戴きました。
今年も仏教文学者であり、詩人でもあります野呂昶先生にお越し戴き、「命を輝かせて生きる」という講題でお話戴きました。
私たちはどうしても自分中心に物事を考えがちです。しかし、自分以外の人に目を向け、人の喜びを自分の幸せに出来る生き方(利他)が仏教的生き方であり、本当の幸せなのではないでしょうかといった内容のお話でした。
野呂先生のお話は私たちが忘れがちな大事なことに気づかせてくれているように思います。参列した方々の心にもそれぞれ響くものがあったことと思います。 <文 若坊守>