茨城県水戸市 浄土真宗大谷派 光円寺/墓地分譲・永代供養等承ります

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行事を振り返って

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境内の花~6月~とオンライン学習会を受けて思うこと

太陽の光とたくさんの恵みの雨を受けて、境内では様々な花が元気に咲いています。イワダレ草が力強く地面を張り、小さな可愛い花を咲かす姿には生命力の強さを感じます。
先日、東京教務所主催のオンライン聖典学習会に参加しました。新型コロナウィルス感染拡大予防策として初のオンライン学習会となりました。講師は大谷大学で真宗学の教授をされている一楽真先生です。コロナウィルスによる一連の世の中の変化と仏教との関係性をわかりやすくお話下さいました。
多くの人が、この新型コロナウィルスによって当たり前だった日常の喪失を経験したことと思います。と同時に今まで何気なく過ごしていた日常を立ち止まって振り返る機会になったこともあるでしょう。
一気にテレワ-クやオンライン授業が浸透もしました。お寺もそのような変わりゆく時代の流れの中にあります。オンライン法事など、半年前は全く考えてもいなかった事が現実になりつつあります。法事をインタ-ネットを介して行うなんてとんでもないという意見もあるでしょう。その一方で、今まで様々な事情で外出することが叶わなかった人たちにとっては、在宅でもインタ-ネットの法話配信を通して仏の教えに触れる機会が広がったというとらえ方も出来ます。実際私も自宅にいながらにいて、普段は京都や東京まで足を運ばないと聞くことのできない一楽先生のお話を聞くことが出来ました。
「コロナと共に」と言われている今の時代にお寺がどうあるべきなのか、光円寺でも模索中の日々です。時代とともに変えていかなくてはいけないこと、時代を超えても変えてはいけないこと、それらを見極め皆様とともに歩んでいきたと思っています。
                                          <文 若坊守>